高齢になると、身体の様々な機能に変化が現れます。その中でも「尿が出にくい」「全く出ない」といった尿閉のトラブルは、ご本人にとって非常につらく、生活の質を大きく下げる原因となります。
この記事では、特に高齢者に多く見られる尿閉について、その原因から訪問診療における具体的な対応、さらにはご自宅でできる予防策まで、わかりやすく解説します。尿閉は普段の診療でも非常によく見ますし、尿閉に気づかずにむくみが出てからお腹の超音波検査をして、はじめて診断がつくこともあります。
尿閉でお悩みの方やそのご家族が、少しでも安心して日々の生活を送れるようになるための一助となれば嬉しいです。
尿閉の基礎知識と高齢者における特徴
尿閉は、排尿しようとしても尿を完全に出し切れない、あるいは全く出せない状態を指します。特に高齢者では様々な要因が絡み合って発症しやすく、早期の対応が重要です。
ここでは、尿閉の基本的な情報と、高齢者特有の事情について解説します。
尿閉の定義と症状
尿閉とは、膀胱に尿が溜まっているにもかかわらず、意志通りに排尿できない状態です。症状の現れ方によって、急性尿閉と慢性尿閉に分けられます。
急性尿閉は、突然尿が出なくなり、下腹部の強い痛みや張り(膨満感)を伴います。非常に苦痛が強く、緊急の処置が必要です。
一方、慢性尿閉は、徐々に排尿困難が進行し、残尿(排尿後も膀胱内に尿が残る状態)が増えていくものです。
自覚症状が乏しい場合もありますが、放置すると腎機能障害など重大な問題を引き起こす可能性があります。
高齢者に尿閉が多い理由と危険因子
高齢者が尿閉になりやすい背景には、加齢に伴う身体機能の変化や、様々な疾患の合併が関わっています。膀胱の収縮力の低下、尿道の抵抗増加などが主な原因として挙げられます。
具体的な危険因子としては、男性では前立腺肥大症が最も一般的です。
その他、糖尿病による神経障害(神経因性膀胱)、脳血管障害後遺症、パーキンソン病などの神経疾患、便秘、手術の影響、そして特定の薬剤の副作用などが挙げられます。
これらの因子が複合的に作用することで、尿閉のリスクが高まります。
尿閉と尿失禁の関連性
尿閉と尿失禁は、一見すると正反対の症状のように思えますが、実は密接に関連している場合があります。特に慢性尿閉が進行すると、膀胱が常に尿で満杯に近い状態になります。
この状態では、膀胱の許容量を超えた尿が少しずつ漏れ出てしまう「溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)」というタイプの尿失禁が起こることがあります。
ご本人は「尿が漏れる」という症状を強く感じるため尿失禁として認識しがちですが、根本的な原因は尿閉である可能性があります。正確な診断と適切な対応が求められます。
尿閉による合併症と健康リスク
尿閉を放置すると、様々な合併症を引き起こし、全身の健康状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
膀胱内に尿が長時間停滞することで、細菌が繁殖しやすくなり、尿路感染症(膀胱炎や腎盂腎炎)のリスクが高まります。
腎盂腎炎を繰り返すと、腎機能が徐々に低下し、最悪の場合、腎不全に至ることもあります。
また、膀胱が過度に拡張することで膀胱の筋肉が傷み、収縮力がさらに低下するという悪循環に陥ることもあります。急性尿閉では、強い痛みによる血圧上昇や不穏状態なども見られることがあります。
尿閉の原因と種類
尿閉は様々な原因によって引き起こされます。原因を特定することが、適切な治療法を選択する上で非常に重要です。ここでは、代表的な尿閉の原因と、それぞれの特徴について解説します。
前立腺肥大症による尿閉(男性)
男性高齢者の尿閉で最も多い原因が前立腺肥大症です。前立腺は膀胱の出口で尿道を取り囲むように位置しており、加齢とともに肥大する傾向があります。
肥大した前立腺が尿道を圧迫することで、尿が出にくくなったり、全く出なくなったりします。
初期には排尿に時間がかかる、尿の勢いが弱いといった症状が現れ、進行すると残尿感や頻尿、夜間頻尿などが目立つようになります。さらに進行すると尿閉に至ります。
薬物療法や手術療法が主な治療法となります。
薬剤性尿閉とその代表的な薬剤
服用している薬剤の副作用として尿閉が起こることがあります。これを薬剤性尿閉と呼びます。高齢者は複数の薬剤を服用していることが多く、特に注意が必要です。
原因となる薬剤を中止または変更することで改善が期待できます。
尿閉を引き起こす可能性のある主な薬剤
| 薬剤の種類 | 代表的な薬剤(一般名) |
|---|---|
| 抗コリン薬 | 総合感冒薬、抗ヒスタミン薬、一部の抗精神病薬、抗パーキンソン病薬、過活動膀胱治療薬など |
| 三環系抗うつ薬 | アミトリプチリン、イミプラミンなど |
| オピオイド系鎮痛薬 | モルヒネ、オキシコドンなど |
これらの薬剤を服用中に排尿困難の症状が現れた場合は、自己判断で中止せず、必ず医師や薬剤師に相談してください。
たまに外来でも「総合感冒薬を飲んだら尿が出なくなった」という方がいますが、総合感冒薬のなかに抗コリン作用を持つものがあるためでしょう。総合感冒薬は色々な作用が同時に期待できて便利ですが、それが逆に予想しづらい副作用につながることもありますので、お年寄りに対しては注意喚起しています。
神経因性膀胱による尿閉
神経因性膀胱とは、排尿に関わる神経の障害によって、膀胱の蓄尿機能や排尿機能が正常に働かなくなる状態です。
脳血管障害(脳梗塞や脳出血)、脊髄損傷、パーキンソン病、糖尿病性神経障害、骨盤内手術による神経損傷などが原因となります。
症状は障害の部位や程度によって様々で、尿閉だけでなく、尿失禁や頻尿なども起こり得ます。原因疾患の治療とともに、排尿管理(自己導尿や薬物療法など)を行います。
その他の原因(尿路感染症、尿路結石など)
上記以外にも、尿閉を引き起こす原因はいくつかあります。
- 尿路感染症: 重度の膀胱炎や尿道炎では、炎症による腫れや痛みが排尿を妨げることがあります。
- 尿路結石: 腎臓や尿管、膀胱にできた結石が尿道に詰まることで、突然の尿閉(特に男性の場合)を引き起こすことがあります。激しい痛みを伴うことが多いです。
- 便秘: 重度の便秘では、直腸に溜まった便が膀胱や尿道を圧迫し、排尿困難や尿閉の原因となることがあります。
- 骨盤内腫瘍: 子宮がんや卵巣がん、直腸がんなどの骨盤内腫瘍が進行し、膀胱や尿道を圧迫することで尿閉が生じることがあります。
在宅高齢者に特有の尿閉リスク要因
在宅で療養されている高齢者には、特有の尿閉リスク要因が存在します。活動量の低下による体力や筋力の衰えは、排尿に必要な腹圧をかけにくくします。
また、脱水傾向は尿量を減少させ、感染症のリスクを高める一方で、尿が濃縮されることで膀胱刺激症状を悪化させることもあります。
認知症の進行により、尿意の訴えが困難になったり、トイレでの排泄行動がうまくできなくなったりすることも、結果として尿閉につながる場合があります。
介護環境や精神的なストレスも影響を与えることがあります。
訪問診療における尿閉の診断と評価
訪問診療では、患者さんのご自宅という限られた環境の中で、尿閉の診断と評価を行います。正確な情報を得るために、問診や身体所見、そして可能な範囲での検査を組み合わせて判断します。
問診と身体所見のポイント
問診では、尿閉の症状(いつから、どのような症状か、痛みの有無など)、既往歴(特に前立腺疾患、神経疾患、糖尿病など)、現在服用中の薬剤、飲水量、排便状況などを詳しく伺います。
ご本人だけでなく、ご家族や介護者からの情報も重要です。
身体所見では、まず下腹部の視診と触診を行います。膀胱が尿で充満している場合、下腹部が膨隆し、圧痛を認めることがあります。打診で濁音を確認することもあります。
全身状態の評価(意識レベル、バイタルサイン、脱水の有無など)も同時に行います。
残尿測定の方法と意義
残尿測定は、排尿後に膀胱内にどれくらいの尿が残っているかを調べる検査で、尿閉の診断や重症度評価に非常に重要です。在宅シーンでは、主にポータブル超音波(エコー)診断装置を用いて行います。
この装置は持ち運びが可能で、ベッドサイドで非侵襲的(身体を傷つけない)に残尿量を測定できます。
測定は、患者さんに排尿していただいた直後に行うのが理想的です。残尿量が多い場合は、膀胱の排出力が低下しているか、尿路に通過障害がある可能性を示唆します。
尿閉の重症度評価
尿閉の重症度は、自覚症状の強さ、残尿量、合併症の有無などを総合的に評価して判断します。
急性尿閉で強い痛みを伴う場合や、残尿量が非常に多い(例: 300mL以上)場合、発熱や腎機能低下などの合併症が見られる場合は、重症度が高いと判断し、速やかな対応が必要です。
慢性尿閉で自覚症状が乏しい場合でも、残尿量が多い状態が続くと腎機能に影響を及ぼす可能性があるため、定期的な評価が重要です。
在宅でできる検査と評価方法
在宅の現場では、病院のように全ての検査ができるわけではありませんが、いくつかの有用な検査や評価が可能です。
- 尿検査: 尿試験紙を用いて、尿中の潜血、白血球、タンパク、糖などを調べます。尿路感染症や腎機能障害のスクリーニングに役立ちます。
- 血液検査: 必要に応じて、腎機能(BUN、クレアチニン)、炎症反応(CRP、白血球数)、電解質などを調べるために採血を行うことがあります。
- 排尿日誌: 患者さんやご家族に、排尿時刻、排尿量、尿失禁の状況などを記録していただくことで、排尿パターンを把握し、診断や治療効果の判定に役立てます。
これらの情報を総合的に評価し、診断と治療方針の決定を行います。
訪問診療での尿閉対応は?
訪問診療において尿閉が確認された場合、患者さんの状態や尿閉の原因、重症度に応じて、ご自宅で可能な範囲での処置や管理を行います。緊急性が高い場合は、速やかに対応します。
緊急時の導尿処置の手順と注意点
急性尿閉で強い苦痛がある場合や、残尿量が著しく多い場合には、緊急的に導尿処置を行います。導尿とは、尿道から膀胱へ細い管(カテーテル)を挿入し、溜まった尿を排出させる処置です。
手順としては、まず患者さんに処置について説明し同意を得ます。陰部を消毒し、潤滑ゼリーを塗布したカテーテルを尿道口からゆっくりと挿入します。
尿が排出され始めたら、カテーテルを適切な位置に固定し、尿を完全に排出させます。処置中は、患者さんに羞恥心を与えないよう配慮し、清潔操作を徹底して感染予防に努めます。
注意点として、急激に大量の尿を排出させると、血圧低下や血尿(減圧性血尿)を引き起こすことがあるため、状況に応じて排出速度を調整します。
また、男性で前立腺肥大症がある場合は、カテーテルの挿入が困難なこともあります。
尿道カテーテル留置の適応と管理方法
一時的な導尿で改善しない場合や、尿閉が繰り返し起こる場合、あるいはご自身での排尿管理が難しい場合には、尿道カテーテルを留置することがあります。
これは、カテーテルを膀胱内に数日間から数週間留置し、持続的に尿を排出させる方法です。
適応は慎重に判断します。カテーテル留置は、尿路感染のリスクや、カテーテルによる不快感、活動の制限などを伴うため、メリットとデメリットを十分に考慮する必要があります。
訪問診療では、医師や訪問看護師が定期的にカテーテルの管理(交換、消毒、トラブル対応など)を行います。
尿道カテーテル留置中の主な管理ポイント
| 管理項目 | 具体的な内容 | 目的 |
|---|---|---|
| カテーテルの固定 | テープなどで下腹部または大腿部に固定 | 抜去防止、尿道粘膜の損傷予防 |
| 蓄尿バッグの管理 | 常に膀胱より低い位置に保つ、定期的な尿の廃棄 | 逆流性感染の予防 |
| 水分摂取の推奨 | 十分な水分を摂り、尿量を確保する | 尿路感染予防、カテーテル閉塞予防 |
| 陰部の清潔保持 | 毎日の清拭や洗浄 | 感染予防 |
在宅での尿閉対応における家族指導
在宅で尿閉の患者さんを介護するご家族への指導は非常に重要です。
訪問診療医や訪問看護師は、患者さんの状態や行われている処置(導尿、カテーテル管理など)について分かりやすく説明し、日常生活での注意点や観察ポイントを伝えます。
例えば、カテーテル留置中の患者さんであれば、蓄尿バッグの取り扱いや尿の性状(色、混濁、浮遊物など)の観察、トラブル発生時の連絡方法などを具体的に指導します。
ご家族の不安を軽減し、安心して在宅療養を続けられるよう支援します。
訪問看護師との連携ポイント
尿閉の管理において、訪問看護師との連携は不可欠です。
医師の指示のもと、訪問看護師は日々の排尿状況の確認、残尿測定、導尿処置、カテーテル管理、陰部の清潔ケア、皮膚トラブルの予防と処置、そしてご家族への指導など、多岐にわたるケアを提供します。
医師と訪問看護師が密に情報を共有し、患者さんの状態変化に迅速に対応できる体制を整えることが、質の高い在宅ケアにつながります。定期的なカンファレンスや連絡ノートの活用などが有効です。
尿閉の予防と再発防止策
尿閉は一度経験すると再発しやすいため、日頃からの予防と再発防止策が重要です。生活習慣の見直しや適切な治療、環境整備など、多角的なアプローチが求められます。
水分摂取管理と生活習慣の指導
適切な水分摂取は、尿量を確保し、尿路感染を予防する上で基本となります。ただし、心臓や腎臓に疾患がある場合は、医師の指示に従い水分制限が必要なこともあります。
一般的には、1日に1.0~1.5リットル程度の水分摂取が推奨されます。
便秘も尿閉の誘因となるため、食物繊維の多い食事や適度な運動を心がけ、排便コントロールを行うことも大切です。また、体を冷やさないように注意し、アルコールの過剰摂取は控えるようにします。
薬物療法の選択と副作用管理
尿閉の原因疾患(例:前立腺肥大症、神経因性膀胱)に対しては、薬物療法が有効な場合があります。
前立腺肥大症では、α1ブロッカー(尿道の緊張を緩める薬)や5α還元酵素阻害薬(前立腺を縮小させる薬)などが用いられます。
神経因性膀胱では、膀胱の収縮を助ける薬や、逆に過活動を抑える薬などが病態に応じて選択されます。
一方で、前述の通り、一部の薬剤は副作用として尿閉を引き起こす可能性があります。
複数の薬剤を服用している高齢者の場合は、定期的に薬剤を見直し、不要な薬剤の中止や変更を検討することも重要です。薬剤の副作用が疑われる場合は、自己判断せず医師や薬剤師に相談しましょう。
排尿環境の整備と福祉用具の活用
安心して排尿できる環境を整えることも、尿閉の予防につながります。トイレまでの動線に手すりを設置したり、足元を明るくしたりするなどの住環境整備が有効です。
また、和式トイレよりも洋式トイレの方が、腹圧をかけやすく排尿しやすいとされています。
必要に応じて、ポータブルトイレや尿器などの福祉用具を活用することも検討します。これらの用具は、夜間のトイレ移動の負担を軽減し、転倒リスクを減らす効果も期待できます。
排尿を助ける福祉用具の例
| 福祉用具 | 特徴 | 主な対象者 |
|---|---|---|
| ポータブルトイレ | 居室内に設置できる移動可能なトイレ | トイレまでの歩行が困難な方 |
| 尿器・差込便器 | ベッド上や車椅子で排尿・排便するための容器 | 寝たきりの方、座位が困難な方 |
| 補高便座 | 便座を高くし、立ち座りを容易にする | 膝や股関節に痛みがある方、筋力が低下した方 |
家族・介護者への教育と支援
尿閉の予防や再発防止には、ご家族や介護者の理解と協力が欠かせません。
患者さんの排尿状態の変化(尿の回数、量、勢い、色など)に気を配り、異常があれば早めに医療機関に相談することの重要性を伝えます。
また、適切な水分摂取の促し方、食事や排便の管理、トイレ誘導のタイミング、福祉用具の正しい使い方などを具体的に指導します。
介護者の負担を軽減するための相談窓口やサポート体制についても情報提供し、精神的な支援も行います。
よくある質問
ここでは、尿閉や訪問診療に関して、患者さんやご家族からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 尿閉は男性特有の病気ですか?
-
A1. いいえ、尿閉は男性にも女性にも起こりうる症状です。
男性では前立腺肥大症が主な原因となることが多いですが、女性でも神経因性膀胱、骨盤臓器脱、薬剤の副作用、尿路感染症などが原因で尿閉になることがあります。
高齢になると男女ともにリスクが上昇します。
- 訪問診療で尿閉の治療はどこまでできますか?
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訪問診療では、問診、身体診察、ポータブル超音波検査による残尿測定、尿検査などを行い、尿閉の診断と重症度の評価をします。
治療としては、緊急時の導尿、尿道カテーテルの挿入・管理、薬物療法の調整、生活指導、ご家族への指導などを行います。
手術や専門的な検査が必要な場合は、連携する病院へ紹介することもあります。ご自宅での療養を続けながら、可能な限りの対応を行います。
- 尿道カテーテルを入れると、ずっと入れたままですか?
-
尿道カテーテルを留置する期間は、患者さんの状態や尿閉の原因によって異なります。一時的な尿閉であれば、原因が改善されればカテーテルを抜去できることもあります。
しかし、慢性的な排尿障害があり、自己導尿が困難な場合などでは、長期的にカテーテルを留置する必要が生じることもあります。
医師は定期的に状態を評価し、カテーテル抜去の可能性や、より負担の少ない排尿管理方法がないかを検討します。
- 訪問診療をお願いしたい場合、どうすればよいですか?
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訪問診療をご希望の場合は、まずはかかりつけ医にご相談いただくか、お近くの在宅療養支援診療所に直接お問い合わせください。
ケアマネジャーがいらっしゃる場合は、ケアマネジャーを通じて相談することも可能です。訪問診療の対象となるか、どのような支援が受けられるかなど、詳しい情報を提供してくれます。
- 尿閉の予防のために、日常生活で特に気をつけることは何ですか?
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日常生活では、まず適度な水分をこまめに摂ることが大切です。また、便秘にならないように食物繊維を多く含む食事を心がけ、適度な運動で腸の動きを活発に保ちましょう。
トイレを我慢しすぎないことも重要です。服用している薬が多い場合は、定期的に医師や薬剤師に相談し、尿閉のリスクがある薬がないか確認してもらうと良いでしょう。
体を冷やさないようにすることも予防につながります。
今回の内容が皆様のお役に立ちますように。

