「結局いくらかかるのか」が一番気になる
ダイエット外来を検討するとき、多くの方が最初に気になるのは「で、結局いくらかかるの?」という点ではないでしょうか。
医療ダイエットは自由診療のため、クリニックごとに料金体系が違います。薬の値段だけでなく、初診料、検査料、再診料、配送費の有無なども含めて見ないと、実際の負担感は分かりません。だからこそ、表面上の「1本いくら」だけで比べるのは少し危険です。
当院では、初回にかかる費用と、2回目以降にかかる費用を分けてご案内しています。こうしておくと、始める前に全体像を把握しやすく、「思ったより高かった」というズレが起こりにくくなります。
当院のダイエット外来でかかる費用
初回にかかる費用
当院では、初診時のみ初診料1,650円、検査料3,300円がかかります。 ただし、6か月以内の採血データがあり、安全性の確認ができる場合は検査料が不要になることがあります。
つまり初回は、 初診料 + 必要に応じた検査料 + 薬代 という構成です。
2回目以降にかかる費用
2回目以降は、診察料はかからず、お薬代のみです。 配送を希望される場合のみ、クール便代850円が追加でかかります。価格表を見れば支払額は明確であり、安心です。
必要な容量はその人の性別、体重、体格(筋肉量)などによって違い、一概に言えないのですが、だいたいこのくらいを目安と考えてください。
・体重が50kg台だと2.5mgでも効くことがあり、5mgだと効きが良い
・体重70kg程度までだと5mgで十分に効く(私はここに該当していました)
・体重85kgを超えてくると7.5mgもしくはそれ以上が必要
これは一つの目安であり、効き方は個人の体質に左右されます。個人的な話で恐縮ですが、私はかなり効きの良い方で、5mgを使うことで毎月3kg程度の減量ができました。一方で、ボクシングジムの仲間でもそんなに体重は重くないのに7.5mgでもあまり効かなかった例もあるので、色々な要因が絡んできているようです。こればかりは使ってみないとわからないところです。
実は見落とされやすい「隠れコスト」
スーパー・コンビニでの無駄買いは、意外と大きい
ダイエット外来の費用を考えるとき、薬代だけを見て「高い」と感じる方は少なくありません。 ただ、ここで一度冷静に見てほしいのが、普段の無駄買いの総額です。
たとえば、仕事帰りのコンビニでつい買うお菓子、甘い飲み物、お酒、菓子パン、夜食。スーパーで空腹のまま入店して予定外のものをカゴに入れる。こうした支出は1回ごとは小さくても、1か月単位で見るとかなりの金額になります。1日平均1000円ほどの無駄買いがあるとしたらマンジャロ5mgでペイする計算になります。
マンジャロのような治療で食欲の暴走や間食衝動が弱まると、こうした「気づかない無駄な出費」が減ることがあります。つまり、ダイエット外来は単にお金が出ていくものではなく、別の浪費を減らして全体の支出を締める側面もあります。 痩せるだけでなく、買い物のブレーキが効くようになる人がいる、ということです。個人的にはついついふらっとコンビニに入って、新製品などあるとつい買ってしまい、会計が1000円超えることもザラでしたが、マンジャロを使用している間はそのような衝動はありませんでした。外食に行っても注文する量が目に見えて減りました。
これはほかの患者さんからも似たような感想を頂いています。
訪問診療医だからこそ伝えたい|痩せることは、長期的には大きな「節約」になる
当院は訪問診療を行っているため、ご自宅で療養される方の生活や、肥満がもたらす先の負担を間近で見る機会が多くあります。そこで感じるのは、痩せることは、将来かかるお金を大きく減らす投資になるということです。
肥満は、糖尿病の悪化による透析、膝や腰の変形性関節症、高血圧や心臓の病気など、数多くの病気のリスクを高めます。いったんそうした状態になると、通院・検査・薬・入院と、医療費は爆発的に増えていきます。さらに、動けなくなれば介護が必要になり、介護費用も重なります。住宅に手すりをつけたり、段差を解消したりする住宅改修が必要になるケースも少なくありません。
「今のダイエット外来の費用」と「将来の医療費・介護費・改修費」を比べると、いま体重をコントロールして、そうした事態を回避できるだけでも、経済的な効果は非常に大きいと言えます。訪問診療の現場では、その差を実感する場面が多くあります。痩せることは、見た目や健康だけでなく、将来の資産を守る強力な盾なのです。
ほかのダイエット方法と比べて高いのか?
脂肪吸引との比較
脂肪吸引は部位によりますが、数万円台から数十万円台、広い部位では30万〜40万円超の価格帯も一般的です。施術は一度で変化を出しやすい反面、侵襲があり、誰にでも気軽に選べる方法ではありません。 施術後のダウンタイムもそれなりにあるようです。
痩身エステとの比較
痩身エステは、1回1万〜3.5万円程度、コースでは10回で10万〜20万円前後という価格感がみられます。継続回数が増えるほど総額は大きくなりやすいです。
パーソナルジムとの比較
パーソナルジムは、月4回で2.5万〜4万円程度、あるいは短期集中では総額20万円台になるケースもあります。運動習慣がつくのは大きな利点ですが、予約・通院・運動継続そのもののハードルがあります。これに関して言うと、ダイエット外来と非常に相性が良いようにも見えますので、経済的に余裕のある方は併用しても良いでしょう。
宅配食・置き換えダイエットとの比較
ダイエット向け宅配弁当は、1食あたり400〜1,000円前後、別の比較では700〜1,000円前後が一般的な目安とされています。毎日1〜2食置き換えると、月額はそれなりの額になります。
ダイエット外来の費用は「薬代」だけで判断しないほうがいい
確かにお薬代は毎月の出費としては安くは無いです。食欲が落ちないうちは家計の削減効果も薄いです。それでも短期的なメリットを遥かに凌駕する長期的な経済的/健康面のメリットがあります。
大事なのは、総額と続けやすさ
ダイエットは、安く始めても続かなければ意味がありません。 逆に、月の費用がある程度かかっても、間食や無駄買いが減り、生活が整い、結果として体重や体調が改善するなら、それは単なる出費ではなく健康への投資です。
当院では、体重だけでなく、生活背景・持病・副作用・続けやすさも見ながら進めます。だから「とにかく高用量にすればいい」という話ではありません。自分に合った量で、無理なく継続できることのほうが、結果的にはコストパフォーマンスがよいことも多いのです。
費用は「額面」ではなく「全体」で見る
ダイエット外来の費用は、たしかに安くはありません。 でも、他の方法と比べても特別に突飛な金額というわけではなく、むしろ再診料がかからず、費用構造が分かりやすいのは大きな利点です。
さらに、間食や衝動買いが減れば、スーパーやコンビニでの無駄な出費が抑えられ、トータルの支出が下がる可能性もあります。
「いくらかかるか」だけではなく、 その費用で何が減り、何が得られるのか。 そこまで含めて考えると、ダイエット外来の見え方はかなり変わります。
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院長プロフィール
「最先端の科学」と「10年間の地域医療」が導き出した答え
米国スタンフォード大学にて幹細胞を用いた心筋再生と細胞のマルチモダリティイメージングの研究に従事。
分子細胞学、ES細胞の培養とウィルスベクターによる遺伝子操作、動物モデルによる実験、MRIの撮像プロセスそのものの研究していくなかで、機械工学の基礎を修めました。
同時に米国医師免許を取得しました。
帰国後は東京都内の在宅クリニックにて研鑽を積み、その後2016年に富士在宅診療所を開業し、約10年間にわたり末期がん、神経難病、生活習慣病などを幅広く診療し、地域医療の最前線を担ってきました。現在の富士在宅診療は常勤医5名体制で、年間の看取り数は200名程度の規模に成長しました。
現在は、訪問診療をメインに据えながら、外来の保険診療を行うと同時に、ダイエット外来でも見た目だけでなく、将来の病気や生活のしやすさまで見据えた医学的サポートを大切にしています。
