持病の薬・ホルモン剤と体重管理|副作用・減量薬の併用を相談する目安

  • 体重が増えたときは、薬を始めた日や量を変えた日、体重の増え方、むくみなどの症状をそろえて相談します。
  • 時期が重なるだけでは、薬が原因とは決められません。水分、便通、食事や活動量の変化もあわせて確認します。
  • 持病やホルモン治療の薬の継続・変更は、病状と体重の変化を踏まえて処方医と相談します。
  • 減量薬を検討する前に、服用中の薬、血液検査の結果、妊娠の予定や避妊方法を伝えます。
  • 急な体重増加や強い腹痛、息苦しさがある場合は、記録や定期受診を待たずに連絡・受診します。

血糖や血圧の薬、精神科の薬、婦人科のホルモン剤などを使っていて、体重が増えた方や、減量薬を使えるか知りたい方に向けたページです。

治療中の薬で体重が増えると、薬を続けてよいか迷うことがあります。体重の変化は治療の経過を判断する情報の一つなので、処方医に伝えてかまいません。

薬で体重が変わる仕組みと薬ごとの大まかな傾向は、薬と体重の関係で解説しています。このページでは、今の治療を続けながら体重管理を進めるために、何を確認し、誰に何を相談するかをまとめます。

薬を使いながら体重管理をするとき、まず確認すること

最初に、次の項目をメモにまとめます。薬の名前や量は、お薬手帳で確認できます。

  • 薬の名前と目的:何の病気や症状に使っている薬か
  • 薬を始めた日、量を変えた日:増量、別の薬への変更、中止の日も含めます
  • 体重が増えた時期と速さ:数日で増えたのか、数か月かけて増えたのか
  • 体の症状:むくみ、息苦しさ、食欲の変化、便秘や下痢、お腹の張り、尿の量
  • 妊娠に関すること:妊娠の希望や可能性、不妊治療や手術の予定

持病の薬は病気を管理するために使います。減量薬を追加する場合も、今の治療を踏まえて必要性と安全性を確認します。体重が変わったからといって、持病の薬を自己判断で減らしたり中止したりしないでください。

使っている薬・治療から詳しい記事を探す

薬や治療ごとに、このページで確認したいことと、詳しく解説している記事を表にしました。

薬・治療 確認すること 詳しい記事
血糖の薬 体重が増えやすい薬と減りやすい薬がある。低血糖の起こりやすさも薬で違う 薬と体重の関係
血圧の薬 利尿薬による体重の変化は主に水分。減量薬との併用では血圧低下と脱水に注意 血圧の薬と減量薬の併用
脂質の薬 検査値の改善と体重の変化は別に評価する 脂質の薬と減量薬の併用
向精神薬 一部の薬で食欲が増える。自己中止は避け、血糖を確認する 精神科の薬と体重
ジエノゲスト 体重増加の副作用報告はある。むくみや生活の変化も確認する 個別記事(準備中)
ピル・LEP 避妊目的か治療目的か、どの製剤かを確認。減量薬との飲み合わせ 個別記事(準備中)
不妊治療 急な増加は水分の貯留やOHSSを考え、脂肪の増加と区別する 個別記事(準備中)
HRT 更年期による体組成の変化と、HRTの影響を分けて考える 更年期とダイエット

※体重への影響には個人差があります。薬の変更は、それぞれの処方医が判断します。

ジエノゲストを使っている場合

ジエノゲスト(商品名ディナゲストなど)は、子宮内膜症や子宮腺筋症に伴う痛みなどに使う黄体ホルモン剤です。ディナゲスト錠1mgの国内の電子添文では、体重増加が「1〜5%未満」の副作用として記載されています[1]。この数字は臨床試験などで報告された割合で、一人ひとりの体重増加が薬によるものかを示すものではありません。むくみ、食事や活動量の変化も含めて原因を確認します。治療中はホルモン剤以外の方法で避妊するとされている点も、減量薬を検討するときの前提になります[1]。

ピル・LEPを使っている場合

ピルには、避妊を目的とする低用量経口避妊薬(OC)と、月経困難症や子宮内膜症の痛みの治療に使う低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)があります[2]。LEPは治療薬として処方され、電子添文では避妊目的で使わないこととされています[3]。エストロゲンと黄体ホルモンを含む避妊薬の臨床試験をまとめた系統的レビューでは、体重への大きな影響は確認されませんでした。ただし、影響の有無を結論づけるには根拠が不十分ともされています[4]。製剤ごとに成分も目的も違うため、すべてのピルを同じ根拠で扱うことはできません。

不妊治療中の場合

排卵誘発や卵巣刺激、採卵の後には、体に水分がたまり、短期間で体重が増えることがあります。脂肪が増えたのとは別の変化です。お腹の張り、腹痛、吐き気、急な体重増加、尿量の減少は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の初期症状として挙げられています[5]。この場合に必要なのは減量ではなく、不妊治療の担当医への連絡です。妊娠に向けた体重管理の目標も、体格や年齢、治療の段階によって変わります。

HRT(ホルモン補充療法)を受けている場合

系統的レビューでは、HRTが閉経期に通常みられる体重増加を上乗せするという根拠は確認されていません[6]。更年期そのものによる体重や体組成の変化と、HRTの影響を分けて考えます。更年期の体重管理は更年期とダイエットで扱っています。

体重が増えたときは、薬・水分・生活の変化を確認する

よく使われる薬と体重の関係を調べた系統的レビューでは、体重への影響は薬によって方向も大きさも異なりました[7]。血糖の薬のうち、インスリン、スルホニル尿素薬(SU薬)、チアゾリジン薬には体重が増えやすい傾向があり、メトホルミンやGLP-1受容体作動薬には体重を減らす方向の作用があります[7][8]。尿に糖を出すSGLT2阻害薬でも、体重が減る傾向が報告されています[9]。

血圧の薬の多くは、体重への影響がはっきりしないか、小さいとされています[7]。β遮断薬では体重増加との関連が報告されていますが、影響は薬や試験によって異なります[10]。利尿薬で体重が減った場合、その多くは水分の変化で、脂肪の減少とは区別します。脂質の薬はコレステロールや中性脂肪を下げる薬で、検査値が改善しても体重が減るとは限りません。向精神薬の一部は、食欲を増やす方向に働くことがあります。

脂肪・水分・便通の変化を区別する

体重計の数字には、脂肪だけでなく、体の水分、腸にたまった便、直前の食事も反映されます。数日で急に増えた場合、脂肪の増加だけでは説明しにくく、むくみや便秘の影響を先に考えます。便秘のときに感じるお腹の張りは症状の一つで、張り自体が体重を増やすわけではありません。便通の変化や腹痛とあわせて伝えてください。

家庭用の体組成計は、測る時間帯や体の水分の状態で数値が動くため、水分と脂肪を正確に分けて判定することはできません。毎朝の排尿後など同じ条件で測った体重の推移と、むくみや息苦しさの有無を記録しておくと、受診時の判断材料になります。

時期が重なっても、薬が原因とは限らない

薬を始めた時期と体重が増えた時期が重なっても、それだけで薬が原因とは決められません。病状が落ち着いて食欲が戻った、仕事や季節の変化で活動量が減った、甲状腺や心臓、腎臓の病気が隠れていた、ということもあります。診察と必要な検査で、体重が増えた原因を調べます。

受診の急ぎ具合は、増え方の速さと症状で判断します。息苦しさや急なむくみを伴う場合は、定期受診を待たずに連絡・受診してください。数か月かけてゆっくり増え、急な症状がなく病状が安定している場合は、次の定期受診で相談できます。ただし、増加が大きい、増え続けている、次の受診まで間がある場合は、先に電話で相談してください。

持病の薬やホルモン剤と、減量薬を併用するときの注意点

減量目的で相談されることが多いマンジャロやリベルサスは、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています[11][12]。糖尿病のない方が減量目的で使う場合は、承認された効能とは異なる適応外使用となり、自由診療で行われます。

電子添文に併用禁忌の記載がないことは、その人にとって安全で適切だという意味ではありません。薬の分類名だけで「併用できる」「できない」とは決められず、病状、血液検査の結果、服用中の薬を確認して判断します。

血糖・血圧の変化、脱水を確認する

マンジャロやリベルサスをほかの糖尿病の薬と併用すると、血糖を下げる作用が強まります。特にインスリンやSU薬、グリニド薬(速効型インスリン分泌促進薬)と併用する場合は低血糖が起こりやすくなるため、これらの薬の減量が検討されます[11][12]。すべての糖尿病の薬で、同じように低血糖が起こりやすくなるわけではありません。

吐き気、嘔吐、下痢が続くと脱水になり、急性腎障害につながるおそれがあります[11][12]。血圧の薬を使っている方は、脱水や体重減少で血圧が下がりすぎ、立ちくらみが出ることがあります[11]。降圧薬の種類ごとの注意点は、血圧の薬と減量薬の併用で解説しています。

SGLT2阻害薬を使っている方には、別の注意点もあります。日本糖尿病学会は、発熱・下痢・嘔吐や食事が十分とれない「シックデイ」には休薬すること、極端な糖質制限がケトアシドーシスの原因になりうること、血糖値が正常に近くてもケトアシドーシスが起こりうることを示しています[13]。減量のために食事を大きく減らす前に、処方医とシックデイの対応を決めておきます。

肝機能・腎機能と、ほかの薬を確認する

腎機能が低下している方は、脱水で腎臓への負担が増えやすくなります。異常の原因や程度によって判断が変わるため、肝機能・腎機能に異常があるときも参考にしてください。

マンジャロとリベルサスには、胃の内容物が腸へ送られる速さを遅らせる作用があり、飲み薬の吸収に影響することがあります。マンジャロではワルファリンなど治療域の狭い飲み薬に注意が示され[11]、リベルサスではレボチロキシン(甲状腺ホルモン薬)の血中濃度が上がった報告があります[12]。リベルサスは1日の最初の飲食の前に空腹の状態で、約120mL以下の水で飲み、少なくとも30分はほかの薬や飲食を避けます[12]。

LEPの電子添文では、激しい下痢や嘔吐が続くと薬の吸収が悪くなることがあり、脱水は血栓症のリスクが高まる状態の一つとされています[3]。減量薬で消化器症状が続くときは、婦人科の処方医にも伝えてください。複数の薬を使っている方の受診の流れは、複数の薬を使っている人の受診にまとめています。

妊娠予定や避妊について先に伝える

マンジャロの電子添文では、経口避妊薬の効果を弱めるおそれがあり、特に使い始めや増量後に注意するとされています。妊娠する可能性のある方には、使用中と最後の注射から1か月間の避妊の必要性を説明することになっています[11]。リベルサスでは、臨床試験で経口避妊薬の血中濃度に問題となる影響はみられませんでしたが、2か月以内に妊娠を予定する方には使わないこととされています[12]。中止の時期は薬ごとに違うため、海外の情報をそのまま当てはめず、国内の電子添文と処方医の説明で確認します。

マンジャロの経口避妊薬に関する記載は、ジエノゲストやHRTに同じ影響があることを示すものではありません。調べられていないことと、影響がないことは別です。ジエノゲストを使っている方は、避妊方法も含めて婦人科の担当医と確認します[1]。

なお、両剤の電子添文にある「妊婦にはインスリンを使用する」という記載は、糖尿病の治療薬としての注意です。減量目的で使っている方が妊娠に気づいたときは、使用をやめ、速やかに処方医と産婦人科に相談します。

妊娠中、妊娠している可能性がある方、妊娠を試みている方には、マンジャロやリベルサスを減量目的で使いません[11][12]。不妊治療中の体重管理は、治療の段階と妊娠の予定を担当医に確認して進めます。肥満のある不妊女性を対象にした無作為化比較試験では、不妊治療の前に6か月間の生活習慣改善を行っても、主な評価項目とした健康な出産の割合は高まりませんでした[14]。一方で、日本では若い女性のやせも課題とされ、妊娠前からの適切な体格と栄養が重視されています[15]。目標とする体重は、体格、年齢、治療の時期、栄養状態によって変わります。

薬の変更や減量を相談する目安

相談先と急ぎ具合は、症状によって分けます。

次の受診や電話で処方医に相談する

  • 数か月にわたって体重が増え続けている
  • 眠気、だるさ、むくみ、便秘など、生活に支障のある副作用が疑われる
  • 体重が減ってから、家庭血圧が以前より低い、立ちくらみがある
  • 減量後に家庭で測る血糖の値が変わった

減量で血圧や血糖が下がると、薬の量を見直す必要が生じることがあります[16]。家庭で測った数値と症状を伝え、処方医と調整を相談してください。詳しくは体重が減ったときの薬の見直しで解説しています。

低血糖が疑われるときは、その場で対処する

冷や汗、手の震え、強い空腹感などが出たときは、定期受診を待ちません。意識がはっきりしていて安全に飲み込める場合は、あらかじめ処方医から説明された方法で、ブドウ糖などをすぐにとります。α-グルコシダーゼ阻害薬を服用中の方は、砂糖ではなくブドウ糖を使ってください[11][12]。症状が繰り返す場合は、回復後も早めに処方医へ連絡します。意識がはっきりしない、飲み込めない場合は、口から飲食物を与えず119番を呼んでください。

定期受診を待たずに連絡・受診する

  • 嘔吐を伴う激しい腹痛が続く[11]
  • 嘔吐や下痢で水分がとれない、尿がほとんど出ない、強いふらつきがある[11]
  • SGLT2阻害薬を使っていて、強いだるさ、吐き気・嘔吐、腹痛がある(血糖値が高くなくても)[13]
  • 不妊治療中に、お腹が急に張る、腹痛や吐き気がある、急に体重が増える、尿が減る[5]
  • ピル・LEPを使っていて、片脚に急な痛みや腫れがある[3]
  • 低血糖に対処しても症状が改善しない、または一度改善しても繰り返す[11][12]

LEPで血栓症が疑われる症状があれば、服用を中止して直ちに救急医療機関を受診するよう電子添文に示されています[3]。SGLT2阻害薬は、シックデイには休薬します[13]。薬ごとの説明や、処方医と決めた対応に従ってください。

119番を呼ぶ症状

突然の強い息苦しさや胸の痛み、手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がはっきりしない、けいれんなどがある場合は、119番を呼んでください。ピル・LEPの使用中は血栓症の可能性もあります[3]。自分で運転して受診しないでください。

受診時に持参するものと、相談先の役割

受診時は、次のものを持参してください。

  • お薬手帳(処方薬の名前と量)
  • 市販薬、漢方薬、サプリメントの名前
  • 健康診断または血液検査の結果
  • 体重の推移と症状のメモ(測った時間帯も)
  • 不妊治療、採卵、胚移植、手術、妊娠の希望などの予定

健康診断で血糖・脂質・肝機能などの異常を指摘されている方は、健康診断で異常があるときの受診も参考にしてください。

体重管理を相談する医療機関では、体重が増えた原因、減量の必要性、検査結果、食事や活動量、減量薬が適しているかを確認します。持病の薬やホルモン剤の変更・併用について確認が必要なときは、処方医と情報を共有して進めます。

富士在宅診療所のダイエット外来では、富士市・富士宮市・沼津市などから、持病の治療を続けながらの体重管理の相談を受けています。初回は対面で診察し、健康診断の結果または血液検査で体の状態を確認します。当院の基準として、BMIが20未満の方には減量薬を処方していません。BMIが20以上であれば処方できるという意味ではなく、診察と検査の結果によって処方を見送ることや、薬を使わない方法を提案することもあります。婦人科の治療、不妊治療、妊娠中の管理は、それぞれの担当の医療機関で続けていただき、必要に応じて情報を共有します。

まとめ

薬の開始・変更時期と体重の推移、症状を記録して相談してください。減量薬を検討するときは、お薬手帳と検査結果に加え、妊娠の予定や避妊方法も伝えます。低血糖が疑われるときはその場で対処し、急な腹痛や息苦しさなどがある場合は、定期受診を待たずに連絡・受診してください。

よくある質問

薬を飲んでから体重が増えたら、薬を変えた方がよいですか?

自己判断で変えたりやめたりせず、まず処方医に相談します。変更を検討するのは、開始や増量の時期と増え始めが重なり、ほかの原因が見当たらず、増加が続いている場合です。体重への影響が少ない薬に替えられるかは、病状の安定と副作用を比べて処方医が判断します。

持病の薬を使っていても、ダイエット外来で相談できますか?

相談できます。お薬手帳と健康診断などの結果を持参してください。減量薬が使えるかは、持病の状態、腎機能や肝機能、血糖や血圧、ほかの薬との組み合わせで決まります。持病の薬の継続や変更は、これまでの処方医が判断します。

ピルやジエノゲストを使っていても、減量薬は使えますか?

使える場合はありますが、事前の確認が必要です。マンジャロの電子添文では、経口避妊薬は併用禁忌ではなく併用注意で、使い始めや増量後に避妊効果が弱まるおそれがあります。ジエノゲストは治療中にホルモン剤以外の避妊が必要とされています。避妊方法と妊娠の予定を伝え、婦人科の担当医とも共有して判断します。

不妊治療中や妊娠を希望しているときも減量できますか?

妊娠を試みている方、妊娠中や妊娠している可能性がある方には、マンジャロやリベルサスを減量目的で使いません[11][12]。すでに使用している場合は、妊娠を試みる前に、減量薬の処方医と不妊治療の担当医に中止の時期を確認してください。マンジャロは使用中と最後の注射から1か月間の避妊が必要で、リベルサスは2か月以内に妊娠を予定する方には使いません[11][12]。食事や活動量による体重管理も、体格、年齢、治療の段階、栄養状態に合わせて相談します。

体重が減ったら、血圧や血糖の薬を減らせますか?

減らせる場合はありますが、判断は処方医が行います。減量で血圧や血糖が下がることはありますが、下がり方には個人差があります。家庭血圧や血糖の記録、立ちくらみや低血糖のような症状を伝え、薬の量を見直すか相談してください。自己判断で減らすと、数値が再び上がることがあります。

【参考文献】
  1. 持田製薬株式会社.ディナゲスト錠1mg 電子添文.2025年10月改訂(第4版).PMDA 医療用医薬品情報
  2. 日本産科婦人科学会・日本女性医学学会 編.OC・LEPガイドライン(低用量経口避妊薬・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン)2020年度版.2021年.Mindsガイドラインライブラリ
  3. バイエル薬品株式会社.ヤーズフレックス配合錠 電子添文.2026年8月改訂(第6版).PMDA 医療用医薬品情報
  4. Gallo MF, Lopez LM, Grimes DA, Carayon F, Schulz KF, Helmerhorst FM. Combination contraceptives: effects on weight. Cochrane Database Syst Rev. 2014;(1):CD003987. doi:10.1002/14651858.CD003987.pub5
  5. 厚生労働省.重篤副作用疾患別対応マニュアル 卵巣過剰刺激症候群(OHSS).平成23年3月(令和3年4月改定).PMDA
  6. Kongnyuy EJ, Norman RJ, Flight IHK, Rees MC. Oestrogen and progestogen hormone replacement therapy for peri-menopausal and post-menopausal women: weight and body fat distribution. Cochrane Database Syst Rev. 2000;(1):CD001018. doi:10.1002/14651858.CD001018
  7. Domecq JP, Prutsky G, Leppin A, et al. Drugs commonly associated with weight change: a systematic review and meta-analysis. J Clin Endocrinol Metab. 2015;100(2):363-370. doi:10.1210/jc.2014-3421
  8. Apovian CM, Aronne LJ, Bessesen DH, et al. Pharmacological management of obesity: an Endocrine Society clinical practice guideline. J Clin Endocrinol Metab. 2015;100(2):342-362. doi:10.1210/jc.2014-3415
  9. Vasilakou D, Karagiannis T, Athanasiadou E, et al. Sodium-glucose cotransporter 2 inhibitors for type 2 diabetes: a systematic review and meta-analysis. Ann Intern Med. 2013;159(4):262-274. doi:10.7326/0003-4819-159-4-201308200-00007
  10. Sharma AM, Pischon T, Hardt S, Kunz I, Luft FC. Hypothesis: β-adrenergic receptor blockers and weight gain: a systematic analysis. Hypertension. 2001;37(2):250-254. doi:10.1161/01.HYP.37.2.250
  11. 日本イーライリリー株式会社.マンジャロ皮下注アテオス 電子添文.2026年9月改訂(第11版).リリーメディカル
  12. ノボ ノルディスク ファーマ株式会社.リベルサス錠3mg・7mg・14mg 電子添文.2026年5月改訂(第6版).PMDA 医療用医薬品情報
  13. 日本糖尿病学会 SGLT2阻害薬の適正使用に関する委員会.糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation.2022年7月26日改訂.日本糖尿病学会
  14. Mutsaerts MAQ, van Oers AM, Groen H, et al. Randomized trial of a lifestyle program in obese infertile women. N Engl J Med. 2016;374(20):1942-1953. doi:10.1056/NEJMoa1505297
  15. 厚生労働省.妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針〜妊娠前から、健康なからだづくりを〜.2021年3月.厚生労働省
  16. Neter JE, Stam BE, Kok FJ, Grobbee DE, Geleijnse JM. Influence of weight reduction on blood pressure: a meta-analysis of randomized controlled trials. Hypertension. 2003;42(5):878-884. doi:10.1161/01.HYP.0000094221.86888.AE
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補足:[3]はLEPの代表例として1製剤の電子添文を示したもので、製剤ごとに記載は異なります。[6]は古いレビューであり、現在使用されるすべての製剤を網羅するものではありません。[17]のLook AHEAD試験では、生活習慣への介入で減量した2型糖尿病患者において、主要な心血管イベントの発生に統計学的な有意差は認められませんでした。減量による血糖や血圧の改善と、心血管イベントの予防効果は分けて評価する必要があります。

院長プロフィール

「最先端の科学」と「10年間の地域医療」が導き出した答え

新井 隆康

米国スタンフォード大学にて幹細胞を用いた心筋再生と細胞のマルチモダリティイメージングの研究に従事。
分子細胞学、ES細胞の培養とウィルスベクターによる遺伝子操作、動物モデルによる実験、MRIの撮像プロセスそのものの研究していくなかで、機械工学の基礎を修めました。
同時に米国医師免許を取得しました。

帰国後は東京都内の在宅クリニックにて研鑽を積み、その後2016年に富士在宅診療所を開業し、約10年間にわたり末期がん、神経難病、生活習慣病などを幅広く診療し、地域医療の最前線を担ってきました。現在の富士在宅診療は常勤医5名体制で、年間の看取り数は200名程度の規模に成長しました。
現在は、訪問診療をメインに据えながら、外来の保険診療を行うと同時に、ダイエット外来でも見た目だけでなく、将来の病気や生活のしやすさまで見据えた医学的サポートを大切にしています。

最近はYouTubeによる訪問診療に関する情報配信も行っています。

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