「自己流が続かない」を医療の視点で整理します
自己流のダイエットが続かない。体重だけでなく、健康面も気になる。 そんな方に向けて、富士在宅診療所のダイエット外来では、検査で体の状態を確認し、必要に応じて薬を含む医学的サポートを検討しながら、生活に合う形で体重管理を続ける方法を一緒に整理します。
「相談だけで終わる外来」ではなく、数値(血糖・脂質・肝機能など)と生活背景の両方を見て、無理が出にくい進め方を組み立てるのが当院の方針です。
初回相談で一緒に整理できること
- 今の体にどんな負担が出ていそうか(検査の要否)
- 体重管理が難しくなる要因(食事・睡眠・活動量・ストレスなど)
- 現在の体型と理想とする体型の乖離をどうやって埋めるか
▶ まずは「自分に合う進め方があるか」を相談したい方へ:初回相談で現状を整理できます。
ダイエットは「我慢だけ」で進めなくて大丈夫です
体重が増えやすい背景には、体の仕組みがあります
ダイエットというと食事制限や運動の努力を想像しがちですが、体重には食欲・血糖・代謝などの仕組みが関係します。医療としてそこを確認し、必要があれば介入することで、無理の少ない減量や維持を目指せることがあります。
薬物療法をメインに据えます
当院では、効果や安全性を考慮したうえで薬物療法をメインに据えて考えています。ただし、薬物療法単独では、いつまで経ってもダイエットのお薬から卒業できません。薬物療法を行っている間に生活習慣習慣と体質改善をしていき、最終的に薬を使わなくとも無理せずに痩せている状態が継続できることが目標です。
ダイエット外来卒業後も体重が増えてしまうこともあるでしょう。そうしたら、またダイエット外来の門を叩いてください。何回でもやり直したら良いんです。そのうちに空腹への恐怖や太る習慣を手放せるでしょう。
検査と経過確認を土台に、安全に進めます
体重だけを見て進めると、体調の変化や健康面の課題を見落とすことがあります。そこで当院では、必要に応じて血液検査で血糖・脂質・肝機能などを確認し、体に負担が出ていないかを見ながら進めます。
「治療を受ける」と身構える必要はありません。 まずは現状を把握し、安全性と続けやすさの両方を大切にしながら、丁寧に治療していきましょう。
体重管理が難しくなる“生活のクセ”を整理します
体重や体調に影響する要因は、人によって違います。たとえば次のようなものです。
- 夜遅い食事や間食が増えやすい
- 甘い飲み物が習慣になっている
- 日中ほとんど動かない日が続く
- 睡眠が短い/不規則
- ストレスで食べ方が崩れる
「よくないと分かっているのに変えにくい」ことは珍しくありません。 外来では、責めるのではなく、どこから整えると続きやすいかを一緒に決めていきます。 実際にマンジャロという薬を使うことで、間食や甘い物を食べたい誘惑を断ち切ることが可能です。これは自分自身でも実感できています。ただし、たくさんの患者さんを診ていくなかで、個人差の大きさも感じています。
当院が大切にしていること
体重の数字だけを目標にしません
体重は大切な指標ですが、うまくいくかどうかは生活リズムや食欲の波、仕事・家事の負荷、過去に続かなかった理由などにも左右されます。 当院では、体重の増減に加えて、「続けにくさの原因」を整理しながら進めます。 もちろん見た目というのも非常に大事なことですが、筋肉質で体重が重くなるのと、脂肪で体重が増えるのは同じ体重の数値であっても、意味合いが全然違います。 体重は首からぶら下げて飾るアクセサリーではなくて、あくまで一つの目安です。 引き締まった健康体というのが「最強の装備」なのです。
「頑張る」より「続けられる」を優先します
無理な食事制限や急な運動計画は、続かないものです。短期間の頑張りはききますが、長期間は辛いです。私も同じです。 しかも、無理な食事制限はリバウンドの原因にもなり得ます。 当院では、完璧を目指すよりも、生活の中で再現できる方法を積み重ねる方針です。
健康面も一緒に見ます
体重の悩みは、見た目だけでなく、血糖・血圧・脂質・睡眠・関節負担などと関係することがあります。 「ただ痩せる」ではなく、日々を過ごしやすくすることと健康で楽しく長生きすることも目的として考えます。健康でないと幸せに生きられませんから。
「伴走型」として、一緒に調整していきます
当院は、一方的に「これをしてください」と伝えて終わる診療は行いません。体調や生活は変化するため、同じ方法がずっと合うとは限らないからです。
外来では、必要に応じて次のような点を確認し、進め方を調整します。
- 体重の変化と、食欲・体調の変化
- 続けやすさ(生活に無理が出ていないか)
- 検査値の動き(健康面の優先順位)
- うまくいった点/崩れやすい場面の把握
地域医療で培った「見守る姿勢」を土台に、現実的に続く形を一緒に作っていきます。
こんなお悩みの方にご相談いただいています
- 自己流で何度も挑戦したが続かなかった
- 色々なダイエット法を試してみたが、うまくいかなかった
- 体重だけでなく、血糖値や血圧なども気になる
- 生活の中で食べ方が崩れやすいポイントがある
- 検査や薬を含めた医学的サポートが必要か知りたい
- 何から変えると続きやすいか、優先順位を整理したい
- 無理のない方法で、長く続けたい
「まだ治療を決めていない」「まずは相談したい」という段階でも大丈夫です。 初回で現状の整理から一緒に始められます。
▶ 自己流で続かなかった方へ:続きにくさの原因を一緒に整理できます。
体重管理が健康につながる理由
体重が増えると、血糖・血圧・脂質のバランスが乱れやすくなり、心臓や血管、肝臓、腎臓、関節、睡眠などに負担がかかることがあります。 ただし、体重だけで健康のすべてが決まるわけではありません。
当院が重視するのは、不安を煽ることではなく、今の自分に必要な一歩を具体化することです。必要があれば検査で確認し、続けやすい方法に落とし込みます。
数値だけで単純に判断しません
「BMIが高いから危険」「低いから大丈夫」とは一概に言えません。 同じ体格でも、体調、検査結果、生活習慣、症状によって優先すべきことは変わります。体重が少なくとも筋力が少ないことでサルコペニアという状態に陥り、老化を早めてしまうこともあります。
当院では、体重やBMIを参考にしつつ、体調と数値、生活背景を合わせて進め方を考えます。
まずは「相談から」:医学的サポートが必要か一緒に確認します
ダイエット外来は、治療を始めると決めた方だけのものではありません。 「生活を整えたい」「検査や薬が必要か迷う」という段階でも、相談する意味があります。
ひとりで抱え込みやすいテーマだからこそ、外来を使って現状と選択肢を整理し、無理のない一歩に変えていきます。
当院では「何が何でもダイエット外来」とは考えていません。血糖コントロールが実際に悪い方に対しては保険診療も行います。またダイエット外来+高血圧の保険診療(同日ではありません)という方もいらっしゃいます。
▶ 当院のダイエット外来について:初回相談で“進め方の選択肢”を確認できます。
「自分はまだ受診する段階なのか、それともまず生活を見直す段階なのか」を整理したい方は、富士市・富士宮市でダイエットを考えている方へも参考になります。
検査・必要時の治療と、続けやすい体重管理を
富士在宅診療所のダイエット外来では、検査で体の状態を確認し、必要に応じて薬物療法を含む医学的サポートをしながら、生活に合う形で体重管理を進めます。 体重の数字だけでなく、健康面や生活背景も含めて、続けやすい方法を一緒に組み立てる外来です。
自己流で続かなかった方、健康面も含めて考えたい方は、まずは相談からご利用ください。
よくある質問(FAQ)
- ダイエット外来では、どんな人が相談の対象になりますか?
-
体重やシェイプが気になっている方なら、まずは相談の対象と考えて大丈夫です。
たとえば、「健康診断で体重や血糖を指摘された」「自己流で頑張っても続かない」「年齢とともに太りやすくなった」「薬のことも含めて一度整理したい」といった方は、実際によく相談されています。
逆に、単に体重だけを見ればいいとは限りません。体質や持病、今飲んでいる薬、生活リズムによって、向いている方法はかなり違います。だからこそ、「自分は受診するほどではないかも」と決めつける前に、一度検討してみる意味はあります。
- まだ治療を受けるか決めていなくても、相談だけで受診して大丈夫ですか?
-
もちろんです。最初から「絶対に治療を始める」と決めている必要はありません。
実際には、「自分に何が合うのか知りたい」「薬を使うべきか迷っている」「まずは話を聞いてから考えたい」という段階で受診する方も少なくありません。
こういう相談は、むしろ早いほうが対処しやすいです。思い込みだけで始めるより、自分の体の状態や無理のない進め方を確認してから考えたほうが、遠回りしにくくなります。受診したから必ず何かを始めなければいけない、というものではありません。当院では押し売りもしません。
- 薬を使う場合、ずっと続けないといけないのでしょうか?
-
必ずしもそうではありません。
薬はあくまで手段のひとつで、ずっと同じ形で続けることを前提にするとは限りません。体重の変化や食欲の落ち着き方、生活の整い方を見ながら、続けるか減らすかを考えていくことになります。
大事なのは、「薬を使えばそれで終わり」ではないということです。食事や生活の土台がまったく変わらないままだと、薬をやめたあとに戻りやすくなることがあります。逆に、無理のない生活習慣が少しずつ整ってくると、薬との付き合い方も変わってきます。ずっと続けるかどうかは、最初から決めつけるより、経過を見ながら考えるものです。
- 血液検査はどんなときに必要になりますか?
-
体の状態を確認したほうがよいと判断されるときに行います。
たとえば、血糖やコレステロール、肝機能などが気になる場合や、体重増加の背景に別の病気が隠れていないか確認したい場合には、検査が役立ちます。
見た目ではわからなくても、数値に変化が出ていることはありますし、逆に「思ったほど悪くない」とわかって安心できることもあります。必要な検査は人によって違うので、毎回全員が同じというわけではありません。体重だけで判断しないための材料、と考えるとわかりやすいです。
- 自己流のダイエットでうまくいかなかった人は、何が違うのですか?
-
いちばんの違いは、「気合いで押し切る」方法になりにくいことです。
自己流だと、食事を急に減らしすぎたり、続けにくいルールを作ってしまったりして、最初は落ちてもあとで苦しくなることがよくあります。うまくいかないのは意志が弱いからではなく、やり方がその人に合っていないことも多いです。
一方で、医療の場では体質や生活、持病、薬の影響も含めて見ていくので、「何をどこまで変えると無理がないか」を考えやすくなります。派手さはありませんが、結局はそのほうが続きやすいです。ダイエットは根性論で勝つゲームではないので、そこを整理できるだけでも意味があります。
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院長プロフィール
「最先端の科学」と「10年間の地域医療」が導き出した答え
新井 隆康
米国スタンフォード大学にて幹細胞を用いた心筋再生と細胞のマルチモダリティイメージングの研究に従事。
分子細胞学、ES細胞の培養とウィルスベクターによる遺伝子操作、動物モデルによる実験、MRIの撮像プロセスそのものの研究していくなかで、機械工学の基礎を修めました。
同時に米国医師免許を取得しました。
帰国後は東京都内の在宅クリニックにて研鑽を積み、その後2016年に富士在宅診療所を開業し、約10年間にわたり末期がん、神経難病、生活習慣病などを幅広く診療し、地域医療の最前線を担ってきました。現在の富士在宅診療は常勤医5名体制で、年間の看取り数は200名程度の規模に成長しました。
現在は、訪問診療をメインに据えながら、外来の保険診療を行うと同時に、ダイエット外来でも見た目だけでなく、将来の病気や生活のしやすさまで見据えた医学的サポートを大切にしています。
最近はYouTubeによる訪問診療に関する情報配信も行っています。
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静岡県東部(富士・富士宮・沼津)を拠点に、 24時間365日体制で訪問診療を展開する 「富士在宅診療所」の公式チャンネルです。 +++—————————————————————————————————————…